ブックタイトルMedetta! Vol.28 SPRING 2020
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Medetta! Vol.28 SPRING 2020
山本浩司(以下:山本):FM FUJIのラジオに関わらせていただいてかれこれ15年くらい経ちますね。いちばん最初に単独ライヴみたいな形で山梨でイベントやらせてもらったときは、CONVICTIONというライヴハウスでした。関太(以下:関):100人も集まらなかったんじゃないかなあ。お客さんを等間隔でフロアに配置して(笑)ギュッと前に寄せちゃうと人いないことバレるから。山本:だから、1回皆さんに手を伸ばして開けと。ぶつからないように。関:薄めて薄めてやっと埋めたという感じでしたね。山本:近くの大学行ってビラ配って、「タダでイイよ」って言ってやってたもんなあ。関:やってましたやってました。山梨でビラ配りしてる芸人なかなかいないでしょ。山本:そこから、10年くらい経って、ようやく後輩の力を借りて実現することができたと。関:やっと気付きました。人気者の力を借りればいいんだって。山本:一人でやろうとしちゃダメですね。関:そうゆうこと。四千頭身とアルコさんのおかげ。それがいちばんです。山本:他力本願です。お笑いだけでのこういったイベントをするのは初めてって局の人も言ってたなあ。楽しみですね。関:山本も今、番組のTシャツ着てますけど、本番は脱ぐと思うんで。山本:恥ずかしいよ(笑)リスナーさんみんな笑わしてやろうと思います。山本「俺、番組アカウントのフォロワー数調べたんだよ」開演前のエントランスには多くの人が集まり、物販に並ぶ人、ポスターをスマホカメラに収めている人が目立った。話を聞くと中には関西から長距離バスでやってきた人もいた。アルコ&ピース、タイムマシーン3号、四千頭身というFM FUJIならではの出演者に、特別感や期待値の高さがうかがえる。実際に公演中、壇上からMCを務めた酒井が観客に問いかけた際には九州から来たという強者も。radikoの普及で全国各地に番組リスナー、番組ファンがいることの顕れである。満席となった会場に開演のアナウンスが鳴り響く。緞帳が開き、四千頭身、タイムマシーン3号が大きな拍手とともに迎えられた。最後に上手と下手からそれぞれ平子、酒井が登場し、アルコ&ピースがセンターに収まる。3組7名が出そろった。さっそく挨拶代わりのフリートーク。タイム後藤拓実(以下:後藤):行きの特急で新ネタを書きました。都築拓紀(以下:都築):今、頑張って覚えてます。後藤:間に合わないかと思いましたけど、番組でやるって言っちゃったんで、それを初めてお見せできるのがこのイベントで、嬉しいです。都築:あと、横並びがファイナリスト※たちだからなあ。そんなとんでもない人たちと並んで漫才できるっていうのは嬉しいですし、臆せず負けないようにやります!石橋遼大:うん。※アルコ&ピースは『THE MANZAI 2011 2012』ファイナリスト、『キングオブコント 2013』ファイナリスト、タイムマシーン3号は『爆笑オンエアバトル』で連勝記録や最高得点記録を持つファイナリスト常連、『M-1グランプリ2005 2015』ファイナリスト四千頭身タイムマシーン3号40