ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

Medetta! Vol.27 WINTER 2019

春香:同棲してから半年、交際してから2年半の、私の誕生日の前の日にプロポースしていただきました。薔薇の花束と婚約指輪をプレゼントしてくれました。明:ピンクの薔薇を108本包んでもらい、婚約指輪と一緒に渡しました。婚約指輪のデザインも「スウィートキャンディー」という品種のピンクの薔薇がモチーフになっているもので、花言葉にはあたたかい心、という意味があります。――婚約指輪をコラニーで購入した理由を聞かせてください明:デザインに惹かれて、コラニーを選びました。僕の苗字が「花坂」で妻の名前が「春香」なので、花に関連するようなデザインがいいと漠然と考えていて。コラニーには花をモチーフにしているデザインがたくさんあったんです。店舗を訪れて、妻の洋服や音楽の趣味、どんな人かを説明して、好みに合うデザインを選んでもらいました。春香:渡されたときは、びっくりしてリアクションできないくらいだったんですがあとからゆっくり見て、わたしの好みにピッタリのデザインでとても嬉しかったです。――花坂さんご夫妻の婚約指輪、結婚指輪を担当された志村店長にもお聞きしたいのですが、どうしてこのデザインを提案したのですか?志村恵(以下:志村):普段のヒアリングでも婚約指輪の場合、相手の好みやイメージを聞いて、必要であれば写真を見せていただいています。あとはお渡しする相手の手の写真を見せてもらい、デザインを提案させていただくことが多いです。今回、春香さんの写真を見せていただかなくてもいいくらい、明さんが具体的に伝えてくださいました。手が写っている写真だけ見せてもらい、あとは明さんのお話だけでイメージが浮かびました。明:イメージにピッタリハマるデザインを提案いただいて、すぐに「これだ!」となりました。手の写真はたまたま、遊びに出かけたときの写真で手が映り込んでいるものがあったんでそれをお見せしました。――結婚指輪はどのようにして選んだのですか?明:婚約指輪に合わせて同じデザインシリーズのものを選びました。春香:志村さんに同じシリーズは、婚約指輪との重ねづけを前提に作られているので自然に付けられて、似合いやすいと提案いただいて、デザインを見せてもらって一目惚れしました。志村:婚約指輪と重なるようにV字のデザインリングになっているんです。明さんの方には石は入っていませんがカットされたデザインになっていて、光の角度で反射するようなデザインです。シンプルでいて、華やかさを兼ね備えたデザインになっています。春香:結婚指輪を選びに来たときにびっくりしたんですが、志村さんは兄の同級生で、幼いころ、家族ぐるみで仲が良かったんです。兄もコラニーで指輪を作っていて(笑)偶然が重なって、久しぶりの再会をすることができました。志村:小さい頃の春香さんしか知らなかったのですが、こうしてまた縁あってお会いできて嬉しかったです。――今、婚約指輪や結婚指輪を作らずに、代わりに旅行や家具などを購入する、という新しい考え方のカップルも増えていると聞きます。花坂ご夫妻がなぜ婚約指輪、結婚指輪を作ろうと思ったのか、また、作って良かったことを聞かせてください。明:作ることに関しては、あまり意識しなかったです。自分の中ではごく自然に婚約指輪を渡したいという気持ちがあったので。仕上がって、妻に身につけてもらったとき、自分が身につけたときに結婚を強く実感できましたね。春香:医療の現場で働いているので仕事中はつけられないのですが、休日や出かけるときに指輪をつけるのが楽しみなんです。離れていても夫婦であることを意識させてくれます。歩いているときにさりげなく視界に入ると気分がアガりますね。明:男性は特に、結婚という実感が女性に比べると少ないのかもしれませんが、それを感じさせてくれる特別なものです。二人ででかけているとき、旅行中に妻がつけてくれているのを見ると、とても嬉しいです。家具は思い入れがあっても持ち運べないので(笑)指輪を作って良かったと思います。花坂明さん & 春香さん15