FM FUJI パーソナリティが紹介する「ポリテク体験記」!
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部品加工の高い技術力と新しいアイデアで様々な生産現場における近未来のものづくりを支えていますreportFM FUJIパーソナリティプロフェッショナル代表取締役 石原 敬三さん社会人経験を活かし、向上心が高い人材は成長速度も違うポリテク出身者である飯野さんは基礎知識や専門用語の理解が入社前からあったので、仕事を早く覚えてくれました。弊社で5年かけて学んでいく作業も、すでに3年目程度のスキルを会得してくれています。チーフ佐藤 千秋さんまずはできることから少しずつ難しいことにも挑戦CAD操作を入社前に学んでいたので仕事を教えやすかったです。飯野さんは向上心も高かったので、CAD操作による製品の動きや部品の使用目的等の機械設計の仕組みを早く理解し、すぐに一人で設計出来る様になりました。ワッ!今回はやわなポリテク初心者ドラゴンではなく!私佐藤ドミンゴことラスボス自ら「機械CAD/NC科」の体験講習をして来たぜよ。何でも来い!!内容は…「“フライス盤”での金属切削」だ!ん?フラ…イ…ス盤??なぁにそれ?(3才児の眼差し)この大きいフライス盤で鉄の塊を0.01mm単位で削って行くのだよ、諸君!先生の指導の下、手動で細かくハンドルを動かし、水平に削って行く。何度も何度も同じ工程を繰り返し、慎重に丁寧に水平に主軸を動かして行く。デジタルノギスを使いながら細かな細かな調整が続く。出来上がった金属の切削面は、それはそれは綺麗にピッカピカに削られ、先生からもお墨付きを頂いた!感激!!機械にプログラムを入力するマシニングセンタ。手動で細かな調整のフライス盤。どちらも金属のモノづくりだが、大きく違うのだ。今回は“職人技”の匂いがプンプンするフライス盤を体験出来て、また一つラスボスは成長したのであった!!interview飯野 友理さん(メカニカルエンジニア)アイドラス株式会社山梨県中巨摩郡昭和町河東中島1677山の都201前職:貴金属会社の経理事務勤続年数:1年半2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L621438ポリテク体験記ポリテク体験記Q.2前職やポリテクセンターで学んだキッカケは?A.2弟、私、母親と家族で受講前職は貴金属会社の経理事務に携わっていました。前職で別の社員がJCADでジュエリーのデザインをする様子からCADでデザインする仕事に憧れ、転職を考えました。弟が元ポリテク受講生で、楽しそうに学ぶ様子から私もポリテクで学んでみたいと思い、受講を決めました。さらに現在は母親も機械CAD/NC科を受講しています。社会人になってから新しいことをイチから学べ、チャレンジ出来る環境があるポリテクは貴重な存在です。佐藤ドミンゴ佐藤ドミンゴcheerものづくり業界(精密部品等)において必要な「製図〜加工〜検査」までの流れ、部品を製作するためのノウハウや各種機械の基本操作を習得します。機械製図をよく理解し、CADシステムによる図面を作成できます。また、NC機械のプログラミングと加工ができるようになります。Q.3現場の様子、これまでのスキルやキャリア、今後の目標について教えてください!A.3経験と知識で新たな製品開発へ設計した機械の動きを理解するには実際に工場で機械に触れてみるだけでなく、専門用語の理解が必須となるため経験や知識の積み重ねが大切な仕事です。分からない点はすぐに上司に聞ける雰囲気の良さがあるため安心して働けています。また職場に小さな子どもを連れて働けるなど、子育てにも理解のある社風があります。今後は医療機器の分野へ事業拡大する予定ですが、世の中で活躍する製品を自分の手で生み出すことが目標です。Q.1会社と担当をご紹介ください!A.1近未来の工場を支えるものづくり2010年に創業し、現在までFA機器や工場自動化機械の設計等に力を入れている会社です。年々、労働力不足の解決策としてものづくりを担うロボットの需要は高まり、様々な生産現場で使用される様になりました。その中で私達は長年培われた高い技術力と新しいアイデアの元、お客様のニーズに合わせた製品を開発しています。入社から1年半が経ち、現在はお客様との打ち合わせや3DCAD、2DCADを用いた工場自動化等の機械設計を担当しています。上司の方より佐藤ドミンゴ 機械CAD/NC科を体験してきました!修了者インタビューチ機械CAD/NC科

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