混信について
下記に、混信の原因とその対処方法を示します。
1.コミュニティーFM
コミュニティーFM局とは、電波法及び放送法で定められた概ね1つの市町村をカバーするためのFM放送局で、総務大臣の正式な免許を受けている放送局です。
ここ1〜2年、FM FUJI三ッ峠78.6MHzの上下の周波数にコミュニティーFM局が続々開局しております。
そのため、該当コミュニティーFM局所在地付近及び周辺地域でFM FUJIが聞こえなくなった、又は混信して聞き難くなったと言う苦情が多く寄せられています。
この件に関しては、(1)か、全国コミュニティー放送協議会に御相談下さい。
2.通称ミニFM
一般的にミニFMと呼ばれているものは、総務大臣の免許を受けない(受けられない)ものです。映画「波の数だけ抱きしめて」でやっていたミニFMはこれに該当します。
これらの中には、電波法に違反した大出力のものや、既存FM局に極めて近い周波数で送信するものが在ります。
これらにより混信を受けた場合は、混信の事実を(2)へ御一報下さい。
3.無線局
FM放送に混信を与えやすい無線局として、第一に挙げられるのが所謂CB(市民無線)です。
日本の電波法で認められたCBは27MHz帯の8chで出力0.5Wですが、違法CB局は80chで出力は100W以上が多い様です。映画「トラック野郎」で使っていた無線はこれです。(※)
一部TVや新聞報道もあった通り、石油ストーブへ飛び込んだ電波による誤動作での火事は、これが原因とされています。
これら無線局は、一般的にトラックで運用されている場合が多いので、幹線道路沿い、または工事現場の近隣で、特定の時刻に妨害を受けているならば、釣竿の様なアンテナ、若しくは棒の途中に直径10cm程度のスプリングがあるアンテナを装着した車両のナンバーを控えて、(3)へ御一報下さい。
(※米国映画「コンボイ」でも使われていましたが、米国では正式に申請すれば合法です)
また混信音に“J…”“7K…(セブンケイ…)”“7L…(セブンエル…)”“7M…(セブンエム…)”“7N…(セブンエヌ…)”等という言葉が聞こえた場合、これはアマチュア無線(総務省又は地方総合通信局が正式に免許する趣味の無線局)の可能性があります。
この場合は、(社)日本アマチュア無線連盟の各県支部か、(3)にお問合せ下さい。
これ以外で、無線局からの混信と思われる場合も(3)にお問合せ下さい。

[問い合せ先]
(株)エフエム富士(055-228-1100,平日10:00〜18:00)

[報告及び問い合せ先]
総務省 関東総合通信局
(1)放送部放送課(03-6238-1705)
(2)受信障害(TV・ラジオの受信障害:03-6238-1945)
(3)混信妨害(無線局からの妨害:03-6238-1939)

全国コミュニティー放送協議会
FAQへ戻る